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新潟県の紅ズワイガニの旬や値段は?美味しい食べ方まで徹底解説

新潟県の紅ズワイガニの旬や値段は?美味しい食べ方まで徹底解説. 紅ずわいがに
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こんにちは管理人の「カニパパ」です^^

新潟県の冬の味覚として知られる紅ズワイガニですが、旬の時期や値段、美味しい食べ方について詳しくご存知でしょうか。

また、本ズワイガニとの違いや、一部で「まずい」と言われてしまう理由についても気になるところです。

この記事では、新潟県の紅ズワイガニの魅力を深掘りし、旬の時期や値段の相場、さらには能生や寺泊といった有名な直売所の情報まで網羅的に解説します。

通販でのお取り寄せ方法や、家庭で楽しめるおすすめのレシピも紹介するため、新潟県の紅ズワイガニを存分に味わうための知識が身につくでしょう。

この記事を読めば、あなたも新潟県の紅ズワイガニの専門家になれるかもしれません。

◆このサイトでわかる事◆

  • 新潟県の紅ズワイガニの旬の時期
  • 本ズワイガニとの具体的な違い
  • 「まずい」と言われる理由と真相
  • 値段の相場と購入できる産地
  • おすすめの美味しい食べ方とレシピ
  • 能生・寺泊などの有名な直売所の情報
  • 通販でのお取り寄せガイド
かに本舗の人気の紅ずわいがにをチェック

新潟県の紅ズワイガニの旬や特徴を解説

◆この章のポイント◆

  • 本ズワイガニとの違いとは?
  • 美味しい時期はいつからいつまで?
  • まずいと言われるのはなぜ?理由を解説
  • 値段の相場と主な産地(能生・寺泊)

本ズワイガニとの違いとは?

新潟県の紅ズワイガニと本ズワイガニは、同じズワイガニ属に分類される近しい関係の蟹ですが、多くの点で違いが見られます。

これらの違いを理解することで、それぞれの蟹の魅力をより深く味わうことができるでしょう。

まず、最も分かりやすい違いは見た目の色です。

紅ズワイガニは名前の通り、生きている時から鮮やかな紅色をしています。

一方、本ズワイガニは生の状態では褐色や暗い色をしており、茹でることで初めて鮮やかな赤色に変化します。

この色の違いは、両者が生息する水深の違いに由来すると考えられています。

生息域についても明確な差があります。

本ズワイガニが水深200メートルから400メートルほどの比較的浅い海底に生息するのに対し、紅ズワイガニは水深500メートルから2,700メートルという、はるかに深い深海に生息しているのです。

この過酷な深海環境が、紅ズワイガニ特有の性質を育んでいます。

味わいや食感にも大きな違いが存在します。

本ズワイガニは身がぎっしりと詰まっており、繊維質でしっかりとした歯ごたえと上品な甘みが特徴です。

それに対して、紅ズワイガニは水分を多く含んでおり、非常にジューシーでみずみずしい食感を持っています。

甘みも本ズワイガニより強く感じられることが多く、とろけるような口当たりが魅力と言えるでしょう。

しかし、この水分の多さが、後述する「まずい」という評価に繋がることがあるのも事実です。

漁獲される時期、つまり旬の期間も異なります。

本ズワイガニの漁期は冬に限定されており、一般的に11月上旬から3月頃までです。

一方で、新潟県の紅ズワイガニの漁期は3月から12月と非常に長く、ほぼ一年中楽しむことができます(1月と2月は禁漁期間)。

この漁期の長さは、紅ズワイガニが比較的手に入りやすい理由の一つとなっています。

価格面でも大きな差があります。

本ズワイガニは漁期が短く、ブランド蟹としても知られる「越前ガニ」や「松葉ガニ」などが含まれるため、非常に高価です。

一杯数万円することも珍しくありません。

対照的に、紅ズワイガニは漁獲量が多く、漁期も長いため、本ズワイガニに比べてかなりリーズナブルな価格で提供されています。

一杯数千円から購入できることが多く、家庭でも気軽に楽しめるのが大きな利点です。

以下の表に、これらの違いをまとめました。

項目新潟県の紅ズワイガニ本ズワイガニ
見た目(生)鮮やかな紅色褐色・暗色
生息水深約500m~2,700m約200m~400m
味・食感水分が多くジューシー、強い甘み身が詰まり繊維質、上品な甘み
漁期(旬)3月~12月11月~3月
価格比較的安価高価

このように、新潟県の紅ズワイガニと本ズワイガニは、それぞれに異なる特徴と魅力を持っています。

どちらが良いということではなく、好みや予算、楽しみたいシーンに合わせて選ぶのが賢い選択と言えるでしょう。

手軽に蟹の濃厚な甘さを楽しみたいなら紅ズワイガニ、特別な日にしっかりとした食べ応えを求めるなら本ズワイガニというように、使い分けるのがおすすめです。

美味しい時期はいつからいつまで?

新潟県の紅ズワイガニを最も美味しく味わうためには、旬の時期を知ることが非常に重要です。

他の多くのカニが冬に旬を迎えるのとは異なり、新潟県の紅ズワイガニは長い期間にわたって楽しむことができます。

まず、新潟県における紅ズワイガニの漁の解禁期間について理解しておきましょう。

紅ズワイガニ漁は、資源保護の観点から禁漁期間が設けられています。

新潟県では、毎年1月と2月が禁漁期間となっており、この2ヶ月間は漁が行われません。

そして、3月1日に漁が解禁され、そこから12月末まで漁が続きます。

つまり、理論上は3月から12月までの10ヶ月間、新潟産の紅ズワイガニを味わうことが可能です。

しかし、この長い漁期の中でも、特に身が詰まり、味が濃厚になるとされる「旬」の時期が存在します。

一般的に、新潟県の紅ズワイガニの旬は、大きく分けて2つの期間があると言われています。

一つ目の旬は、春から初夏にかけての3月から6月頃です。

この時期は、冬の間に栄養を蓄えた紅ズワイガニが活動を始める季節であり、身入りが良く、甘みが強いとされています。

特に春先のものは、味が良いと評価する声も多いようです。

そして、二つ目の旬は、秋が深まる9月から11月頃になります。

夏を越して再び栄養を蓄え、水温が下がり始めるこの時期のカニは、身が引き締まり、カニ味噌も濃厚になる傾向があります。

この時期は、年末に向けて需要が高まる本ズワイガニよりも一足早く、美味しいカニを楽しめる貴重な期間と言えるでしょう。

では、夏場の7月から8月はどうなのでしょうか。

この時期も漁は行われていますが、一般的には旬の時期と比べるとやや味が落ちると言われることもあります。

しかし、新潟の直売所などでは、この時期でも新鮮で美味しい紅ズワイガニが並び、夏の風物詩として楽しむ人も少なくありません。

価格が比較的安くなる傾向もあるため、気軽に楽しむには良い時期かもしれません。

年末の12月も漁は行われていますが、この時期は贈答用の需要が高まるため、価格が上昇する傾向にあります。

購入を検討する際は、その点を考慮に入れると良いでしょう。

まとめると、新潟県の紅ズワイガニを最高の状態で味わいたいのであれば、春(3月~6月)と秋(9月~11月)が特におすすめの時期と言えます。

この時期を狙って新潟を訪れたり、通販でお取り寄せをしたりすることで、紅ズワイガニ本来の濃厚な甘みとジューシーな身を存分に堪能できるはずです。

ただし、天候によって漁獲量が左右されるため、必ずしも毎日安定して水揚げがあるわけではないことも覚えておくと良いでしょう。

訪れる前には現地の漁港や販売店の情報を確認することをおすすめします。

まずいと言われるのはなぜ?理由を解説

新潟県の紅ズワイガニは、その強い甘みとジューシーさで多くのファンを持つ一方で、一部では「まずい」とか「水っぽい」といったネガティブな評価を聞くことがあります。

なぜ、このような評価が生まれてしまうのでしょうか。

その理由を理解することで、美味しい紅ズワイガニを選び、調理するヒントが見えてきます。

最も大きな理由は、紅ズワイガニが持つ「水分の多さ」にあります。

前述の通り、紅ズワイガニは水深500メートル以上の深海に生息しています。

この高い水圧に適応するため、体内に多くの水分を保持しているのです。

この水分が、紅ズワイガニ特有のとろけるようなジューシーさの源であると同時に、いくつかの問題を引き起こす原因にもなっています。

第一に、鮮度の低下が非常に早いという点が挙げられます。

水分が多いということは、それだけ身が傷みやすいということです。

水揚げされてから時間が経つと、自己消化が進み、身が溶けてしまったり、特有の臭みが出たりすることがあります。

もし鮮度の落ちた紅ズワイガニを食べてしまうと、「まずい」と感じてしまうのは当然と言えるでしょう。

このため、産地で水揚げ後すぐに茹で上げ、急速冷凍するといった鮮度を保つための工夫が非常に重要になります。

第二に、「水っぽい」という食感が好みに合わない場合があることです。

本ズワイガニのような繊維質でしっかりとした身の詰まりを期待して食べると、紅ズワイガニの柔らかくみずみずしい食感に物足りなさを感じ、「身がスカスカだ」とか「水っぽい」という感想につながることがあります。

これは品質の問題ではなく、紅ズワイガニが元来持つ特徴なのですが、その違いを知らないとネガティブな印象を持ってしまうかもしれません。

第三に、茹で方や解凍方法が適切でない場合です。

特に冷凍の紅ズワイガニを家庭で扱う際には注意が必要です。

例えば、茹で過ぎてしまうと、ただでさえ多い水分と一緒に旨味成分まで流れ出てしまい、味が薄くなってしまいます。

また、解凍方法も重要で、急激な温度変化はドリップ(旨味成分を含んだ液体)の流出を招きます。

電子レンジでの解凍などは避け、冷蔵庫でゆっくりと時間をかけて解凍するのが、美味しさを損なわないためのポイントです。

最後に、個体差や漁獲時期も味に影響します。

脱皮して間もないカニは、甲羅が柔らかく身入りも少ないため、どうしても水っぽく感じられます。

旬の時期を外れたり、質の良くないカニを選んでしまったりすると、やはり満足度は低くなるでしょう。

では、どうすれば美味しい紅ズワイガニに出会えるのでしょうか。

  • 信頼できるお店で購入すること。特に、水揚げされたばかりの新鮮なものを扱う産地の直売所や、鮮度管理が徹底された通販サイトを選ぶのが重要です。
  • 旬の時期(春と秋)を狙うこと。この時期は身入りが良く、味が濃厚な個体が多いです。
  • 正しい知識で調理・解凍すること。茹で加減や解凍方法に少し気を配るだけで、味は格段に向上します。

結論として、新潟県の紅ズワイガニが「まずい」と言われるのは、その水分量の多さに起因する鮮度の落ちやすさや、調理・解凍方法の不手際が主な原因です。

紅ズワイガニ本来の特徴を理解し、新鮮なものを正しく扱えば、その濃厚な甘みとジューシーさを存分に楽しむことができる、非常に美味しいカニなのです。

値段の相場と主な産地(能生・寺泊)

新潟県の紅ズワイガニの大きな魅力の一つは、その手頃な価格にあります。

高級品である本ズワイガニと比較すると、格段にリーズナブルで、家庭でも気軽に楽しむことができます。

ここでは、その値段の相場と、購入におすすめな新潟県の主要な産地について解説します。

値段の相場

紅ズワイガニの価格は、サイズ、品質(身入りの良し悪し)、購入場所、そして時期によって大きく変動します。

あくまで目安ですが、一般的な相場観を掴んでおくと購入の際に役立つでしょう。

産地の直売所などでは、比較的小さなサイズのものや、足が数本取れてしまった「訳あり品」などが、一杯1,000円台から2,000円程度で販売されていることがあります。

家庭で気軽に楽しむには、こういった商品が狙い目です。

中くらいのサイズ(甲羅の大きさが10cm前後)で、姿が整ったものであれば、一杯3,000円から5,000円程度が一般的な相場と言えるでしょう。

さらに、甲羅が13cmを超えるような大きなサイズや、特に身入りの良い特上品になると、一杯6,000円以上、時には10,000円近くになることもあります。

通販でお取り寄せする場合も、おおよそこの価格帯が基準となりますが、送料が別途かかる場合が多いので注意が必要です。

複数のカニがセットになった商品も多く、例えば3〜5尾のセットで10,000円前後といった価格設定がよく見られます。

時期による価格変動も考慮に入れるべきです。

特に年末の12月は贈答需要が高まるため、価格が上昇する傾向にあります。

逆に、漁の最盛期である春や秋には、比較的安定した価格で購入しやすいでしょう。

主な産地:能生(のう)と寺泊(てらどまり)

新潟県内で新鮮な紅ズワイガニを購入するなら、やはり水揚げされる漁港の近くにある直売所が一番です。

中でも特に有名なのが、糸魚川市の「能生」と長岡市の「寺泊」です。

糸魚川市・能生(道の駅 マリンドリーム能生)

能生漁港に隣接する「道の駅 マリンドリーム能生」には、「かにや横丁」と呼ばれる紅ズワイガニの直売所が軒を連ねています。

ここは日本海側で最大級の紅ズワイガニ直売所として知られ、複数のカニ専門店がずらりと並び、活気に満ちています。

各店舗が自社の漁船で獲ってきたカニを、独自の塩加減で茹で上げて販売しており、店ごとに微妙に味が違うのも楽しみの一つです。

試食をさせてくれるお店も多く、元気な「おばちゃん」たちとの会話を楽しみながら、好みの味のカニを選ぶことができます。

購入したカニは、その場で食べられるスペース「カニかに館」があり、手洗い場やカニを食べるための道具も完備されているため、手ぶらで訪れても安心です。

まさに紅ズワイガニの聖地とも言える場所でしょう。

長岡市・寺泊(魚の市場通り)

「魚のアメ横」とも呼ばれる寺泊の「魚の市場通り」も、新鮮な魚介類を求める多くの観光客で賑わう人気のスポットです。

複数の鮮魚店が並び、紅ズワイガニはもちろんのこと、様々な日本海の幸が販売されています。

店頭では、カニや魚を焼く香ばしい匂いが立ち込め、食べ歩きを楽しむこともできます。

寺泊の紅ズワイガニは、その場で茹で上げられた熱々のものを味わえるのが魅力です。

威勢の良い店員さんとのやり取りも楽しく、市場ならではの雰囲気を満喫できます。

これらの産地では、水揚げされたばかりの新鮮な紅ズワイガニを、中間マージンなしの産地価格で購入できるのが最大のメリットです。

新潟を訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみることを強くおすすめします。

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新潟県の紅ズワイガニのおすすめの食べ方と購入方法

◆この章のポイント◆

  • プロが教える美味しい食べ方
  • 家庭でできる簡単おすすめレシピ
  • 美味しいカニが買える直売所
  • 新鮮なカニを取り寄せる通販情報
  • 新潟県の紅ズワイガニを味わい尽くそう

プロが教える美味しい食べ方

新潟県の紅ズワイガニは、そのままでも十分に美味しい食材ですが、少し工夫するだけでその魅力をさらに引き出すことができます。

産地のプロたちが実践する、シンプルかつ美味しい食べ方を知って、紅ズワイガニを余すことなく堪能しましょう。

まずは茹でたてをそのまま味わう

何と言っても、最もおすすめなのが茹でたての熱々をそのままいただく食べ方です。

産地の直売所では、絶妙な塩加減で茹で上げられた紅ズワイガニが並びます。

この茹で加減こそが、各店の腕の見せ所なのです。

まずは何もつけずに、カニ本来の甘みと香りを楽しんでみてください。

脚の身は、関節をポキッと折り、細い方の殻をスッと引き抜くと、きれいに身を取り出すことができます。

ジューシーで甘い身が口の中に広がる瞬間は、まさに至福のひとときと言えるでしょう。

特に、爪の部分は身が締まっていて味が濃厚なので、ぜひ味わってみてください。

濃厚なカニ味噌は天然のソース

紅ズワイガニのもう一つの楽しみが、甲羅の中に詰まった濃厚なカニ味噌です。

本ズワイガニに比べると量は少ない傾向にありますが、その味わいは非常に濃厚で、独特の風味があります。

このカニ味噌を、取り出した脚の身にたっぷりとつけて食べるのが、地元では定番の贅沢な食べ方です。

カニの身の甘さと、カニ味噌のほろ苦くクリーミーな味わいが絶妙にマッチし、まさに天然のソースのように楽しめます。

甲羅に残ったカニ味噌やエキスは、最後にお酒(日本酒がおすすめ)を注いで「甲羅酒」としていただくのも最高です。

カニの旨味が溶け出したお酒は、体の芯から温まる格別な味わいです。

蒸しガニで旨味を凝縮

茹でガニも美味しいですが、「蒸しガニ」もプロがおすすめする調理法の一つです。

茹でる場合、どうしても多少は旨味成分がお湯に流れ出てしまいます。

しかし、蒸すことで、カニの旨味を逃さず、より濃厚な味わいを引き出すことができるのです。

家庭で蒸す場合は、大きな鍋に蒸し器をセットし、カニの甲羅を下にして並べます。

こうすることで、甲羅の中の美味しいエキスがこぼれ出るのを防ぐことができます。

お酒を少し振りかけて蒸すと、臭みが消え、風味豊かに仕上がります。

蒸し時間はカニの大きさにもよりますが、15分から20分程度が目安です。

焼きガニで香ばしさをプラス

香ばしい風味を楽しみたいなら、「焼きガニ」がおすすめです。

特に、生の紅ズワイガニが手に入った場合にはぜひ試してほしい食べ方です。

脚の殻を半分だけ削ぎ落とし、炭火やグリルで焼きます。

殻が焼け、身がぷっくりと膨らんできたら食べ頃です。

焼くことで余分な水分が飛び、甘みが凝縮されるとともに、殻の焼ける香ばしい香りが食欲をそそります。

カニ味噌が入った甲羅をそのまま焼く「甲羅焼き」も絶品です。

グツグツと煮えてきたカニ味噌に、少しだけ醤油を垂らして食べると、お酒のつまみにぴったりです。

これらの食べ方は、いずれも紅ズワイガニの素材の良さを最大限に活かすためのシンプルな方法です。

まずはこれらの食べ方で、新潟県の紅ズワイガニが持つ本来のポテンシャルを存分に味わってみてください。

家庭でできる簡単おすすめレシピ

新潟県の紅ズワイガニは、そのまま食べるだけでなく、家庭料理にアレンジすることで、また違った美味しさを発見できます。

ここでは、誰でも簡単に作れる、紅ズワイガニを使ったおすすめのレシピをいくつかご紹介します。

茹でガニを食べた後に残った殻も活用できるレシピもありますので、ぜひ試してみてください。

定番中の定番「カニの味噌汁」

カニの旨味が凝縮された、最も手軽で美味しいレシピの一つが味噌汁です。

カニの殻から出る出汁が、いつもの味噌汁を格別なごちそうに変えてくれます。

  • 鍋に水と、食べ終わったカニの脚の殻や甲羅を入れ、火にかけます。
  • 沸騰したら弱火にし、10分ほど煮出してカニの出汁をしっかりと取ります。
  • 殻を取り出し、豆腐や長ネギ、わかめなどお好みの具材を入れます。
  • 具材に火が通ったら、火を止めて味噌を溶き入れ、最後にお椀に注ぎ、ほぐしたカニの身を乗せれば完成です。

ポイントは、カニの殻からじっくりと出汁を取ることです。

甲羅に残ったカニ味噌を少し加えると、さらにコク深い味わいになります。

贅沢な味わい「カニ飯(炊き込みご飯)」

お祝いの席にもぴったりな、少し贅沢な炊き込みご飯です。

カニの香りが食欲をそそり、お箸が止まらなくなる美味しさです。

  • お米を研ぎ、炊飯器の釜に入れます。
  • 酒、薄口醤油、みりん、塩を加え、通常の水加減までカニの茹で汁(または昆布だし)を注ぎます。
  • 細かく刻んだ人参や油揚げ、そしてほぐしたカニの身(半分量)を加えて軽く混ぜ、炊飯スイッチを入れます。
  • 炊き上がったら、残りのカニの身を加えて全体をさっくりと混ぜ合わせ、少し蒸らしたら完成です。

カニの身を炊き上がった後に加えることで、身が硬くならず、ふっくらとした食感を楽しめます。

お好みで刻み海苔や三つ葉を散らしても良いでしょう。

洋風アレンジ「カニクリームパスタ」

紅ズワイガニの甘みは、クリームソースとの相性も抜群です。

少しおしゃれなランチやディナーにいかがでしょうか。

  • フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを入れて火にかけ、香りを立たせます。
  • 玉ねぎのスライスを加えてしんなりするまで炒め、ほぐしたカニの身と白ワインを加えてアルコールを飛ばします。
  • 生クリームとトマトソース(またはトマト缶)を加えて少し煮詰め、塩コショウで味を調えます。カニ味噌があれば少量加えるとコクが出ます。
  • 茹で上がったパスタをソースに絡め、お皿に盛り付け、パセリを散らしたら完成です。

生クリームの代わりに豆乳を使っても、あっさりとして美味しくいただけます。

これらのレシピはほんの一例です。

他にもカニ玉やカニチャーハン、カニグラタンなど、紅ズワイガニは様々な料理に活用できます。

新潟県の紅ズワイガニを使って、ぜひ家庭でオリジナルのカニ料理を楽しんでみてください。

美味しいカニが買える直売所

新潟県の紅ズワイガニを最も美味しく、そして楽しく購入する方法は、やはり現地の直売所に足を運ぶことです。

水揚げされたばかりの新鮮なカニが並ぶ活気ある雰囲気は、訪れるだけでも価値があります。

ここでは、前章でも触れた新潟県を代表する二大直売所、「道の駅 マリンドリーム能生」と「寺泊 魚の市場通り」について、さらに詳しくご紹介します。

道の駅 マリンドリーム能生(糸魚川市)

「カニの聖地」とも称されるこの場所は、紅ズワイガニを求めるなら絶対に外せません。

国道8号線沿いに位置し、ドライブの目的地としても人気です。

ここの最大の特徴は、「かにや横丁」と呼ばれるエリアに、9隻の紅ズワイガニ漁船の直売店が軒を連ねていることです。

それぞれの店舗が、その日の朝に自らの船で水揚げしたカニを、店先で豪快に茹で上げて販売しています。

訪れるとまず、湯気の向こうで元気にカニを売る「お母さん」たちの威勢の良い声に迎えられます。

「うちのカニが一番だよ!」「ちょっと味見していきな!」といったやり取りも楽しく、旅の良い思い出になるでしょう。

多くの店で試食が可能なため、塩加減や身の詰まり具合などを自分の舌で確かめながら、納得の一杯を選ぶことができます。

購入したカニは、お土産として持ち帰る(発送も可能)こともできますが、ぜひその場で味わうことをおすすめします。

「カニかに館」という専用の飲食スペースが完備されており、テーブルや手洗い場はもちろん、カニを食べるためのハサミなども用意されています。

海を眺めながら、獲れたての紅ズワイガニを心ゆくまで堪能する時間は、何物にも代えがたい贅沢です。

寺泊 魚の市場通り(長岡市)

「魚のアメ横」の愛称で親しまれる寺泊の市場通りは、カニだけでなく、日本海のあらゆる新鮮な魚介類が集まる場所として、県内外から多くの人々が訪れます。

海岸線に沿って、角上魚類や山六水産といった大型の鮮魚店がずらりと並び、週末には歩くのが困難なほどの人で賑わいます。

紅ズワイガニのシーズンになると、各店の店頭には茹で上げられたカニが山のように積まれ、圧巻の光景が広がります。

寺泊の魅力は、その場で楽しめる「浜焼き」です。

イカやホタテ、旬の魚などが串に刺されて焼かれており、その香ばしい匂いが市場全体に漂っています。

もちろん、紅ズワイガニを丸ごと一杯、その場で食べることも可能です。

お店の人に声をかけると、食べやすいようにさばいてくれることもあります。

市場の活気を感じながら、熱々のカニを頬張るのは格別の体験です。

能生が「カニ専門」のストイックな雰囲気を持つのに対し、寺泊はカニ以外の魚介類や食べ歩きも一緒に楽しめる、一大グルメスポットとしての魅力があります。

どちらの直売所も、ただカニを買うだけでなく、その場の雰囲気や人々との交流を含めて楽しむことができる場所です。

新潟を訪れた際には、ぜひこれらの直売所に立ち寄り、新鮮な紅ズワイガニと共に、港町の活気を肌で感じてみてください。

新鮮なカニを取り寄せる通販情報

「新潟まで行く時間はないけれど、新鮮で美味しい紅ズワイガニを食べてみたい」。

そう考える方にとって、通販(お取り寄せ)は非常に便利な選択肢です。

現在では、多くの業者がオンラインショップを展開しており、産地で茹で上げられたばかりの味を、自宅にいながら楽しむことができます。

しかし、顔が見えない取引だからこそ、信頼できるショップを選ぶことが重要です。

ここでは、通販で紅ズワイガニを購入する際のポイントと注意点について解説します。

通販サイトの選び方

美味しい紅ズワイガニに出会うためには、どのような通販サイトを選べばよいのでしょうか。

以下の点をチェックすることをおすすめします。

  • 産地直送であるか: やはり鮮度が命です。「新潟県産」や「能生漁港直送」など、産地が明確に記載されているショップを選びましょう。漁師や水産加工会社が直接運営しているサイトであれば、より信頼性が高いと言えます。
  • 商品の状態(冷凍か冷蔵か): 紅ズワイガニの通販は、茹でたてを急速冷凍した「冷凍便」が主流です。これは品質を長期間保つための一般的な方法です。一方で、漁があった日のみ発送される「冷蔵(チルド)便」を扱うショップもあります。こちらは鮮度が抜群ですが、到着日の指定が難しい場合があります。それぞれのメリット・デメリットを理解して選びましょう。
  • サイズや内容量の表記が明確か: 「一杯あたりの重さ(g)」や「甲羅の幅(cm)」など、カニのサイズが具体的に記載されているかを確認しましょう。「大サイズ」といった曖昧な表記だけでなく、具体的な数値が示されている方が親切です。また、セット商品の場合は、何杯入りなのかをしっかり確認します。
  • レビューや口コミ: 実際に購入した人の評価は、ショップ選びの重要な参考になります。「身入りが良かった」「塩加減が絶妙だった」といった良い評価だけでなく、「思ったより小さかった」「水っぽかった」などのネガティブな意見にも目を通し、総合的に判断しましょう。

購入時の注意点

通販で紅ズワイガニを注文する際には、いくつか注意しておきたい点があります。

まず、「訳あり品」についてです。

これは、輸送中などに脚が取れてしまったものを指し、正規品よりも安価で販売されています。

見た目を気にしないのであれば、味は正規品と変わらないため、家庭用としては非常にお得です。

ただし、「身入りが少ない」といった理由で訳ありとなっている場合もあるため、商品説明をよく読むことが大切です。

次に、到着後の取り扱いです。

冷凍便で届いた場合は、すぐに冷凍庫で保管し、食べる直前に冷蔵庫でゆっくりと自然解凍するのが基本です。

前述の通り、電子レンジなどでの急な解凍は、旨味が流れ出てしまう原因になるため絶対に避けましょう。

解凍後は再冷凍せず、その日のうちに食べ切るようにしてください。

代表的な通販サイトとしては、楽天市場やYahoo!ショッピングといった大手モールに出店しているカニ専門店のほか、「新潟直送計画」のような地元の産品に特化したサイト、あるいは「食べチョク」のように生産者から直接購入できるプラットフォームなどがあります。

これらのサイトを比較検討し、自分の希望に合った商品を見つけるのが良いでしょう。

通販を上手に利用すれば、新潟の旬の味覚を、最も美味しい状態で自宅の食卓へ届けることができます。

ぜひ、信頼できるショップを見つけて、絶品の紅ズワイガニをお取り寄せしてみてください。

新潟県の紅ズワイガニを味わい尽くそう

これまで、新潟県の紅ズワイガニについて、その特徴から旬、美味しい食べ方、購入方法まで、様々な角度から詳しく解説してきました。

この記事を通して、紅ズワイガニが決して「本ズワイガニの廉価版」というだけではない、独自の魅力にあふれた素晴らしい食材であることをご理解いただけたのではないでしょうか。

深海で育まれたその身は、他のカニにはない強い甘みと、とろけるようなジューシーさを秘めています。

確かに水分が多く、鮮度が落ちやすいというデリケートな側面も持っていますが、それこそが紅ズワイガニの個性なのです。

その特性を正しく理解し、新鮮なものを適切な方法で扱えば、本ズワイガニにも劣らない感動的な味わいに出会うことができます。

春と秋という最高の旬の時期に、能生や寺泊といった活気ある直売所を訪れ、その場で茹でたての熱々を頬張る体験は、きっと忘れられない思い出になるはずです。

カニの甘い香りと潮の香り、そして威勢のいい浜の人々との交流は、産地でしか味わえない醍醐味と言えるでしょう。

また、遠方にお住まいの方でも、今では質の高い通販サイトを利用して、産地の味を自宅で手軽に楽しむことができます。

信頼できるショップを選び、正しい方法で解凍すれば、食卓がまるで新潟の料亭に早変わりするかもしれません。

そして、ただ茹でて食べるだけでなく、カニの殻から取った出汁で作る味噌汁や、旨味がたっぷり染み込んだ炊き込みご飯、少しおしゃれなパスタなど、家庭料理に活用することで、その楽しみ方は無限に広がります。

一杯のカニを余すところなく使い切り、その全ての恵みをいただくことで、食材への感謝の気持ちも深まることでしょう。

新潟県の紅ズワイガニは、手頃な価格で私たちに豊かな食の喜びを提供してくれる、まさに日本海の赤い宝石です。

この記事で得た知識を片手に、ぜひあなたも新潟県の紅ズワイガニを心ゆくまで味わい尽くしてみてください。

その一口が、あなたを幸せな気分にさせてくれるに違いありません。

本日のまとめ

  • 新潟県の紅ズワイガニは生きている時から鮮やかな紅色をしている
  • 本ズワイガニより深い水深に生息し水分が多くジューシー
  • 漁期は3月から12月と長いが旬は春(3月~6月)と秋(9月~11月)
  • 「まずい」と言われる主な理由は鮮度の落ちやすさと水分の多さ
  • 適切な鮮度管理と調理法で本来の美味しさを楽しめる
  • 本ズワイガニに比べ価格が非常にリーズナブルで手頃
  • 主要な産地は糸魚川市の能生と長岡市の寺泊が有名
  • 能生の「かにや横丁」は日本海側最大級の直売所
  • 寺泊の「魚の市場通り」は食べ歩きも楽しめるグルメスポット
  • 最も美味しい食べ方はシンプルな茹でガニや蒸しガニ
  • カニ味噌をソースにして身につけて食べるのが地元流
  • 家庭ではカニの味噌汁や炊き込みご飯などのレシピがおすすめ
  • 通販を利用すれば産地直送の新鮮なカニを取り寄せ可能
  • 通販では産地や商品の状態レビューをよく確認することが重要
  • 冷凍品は冷蔵庫でゆっくり自然解凍するのが美味しさの秘訣
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参考サイト
道の駅「マリンドリーム能生」 – 新潟観光ナビ
かにや横丁 | 道の駅マリンドリーム能生
【新潟直送計画】日本海産 茹でたて紅ズワイガニ – 小針水産
新潟県産紅ズワイガニの通販 – 食べチョク
安い!早い!うまい!紅ズワイガニ – 新潟観光ナビ note

サイト管理人
kanipapa

かに大好き家族の父親が美味しく食べれるカニ情報をいろいろとお届けします。年末年始はもちろんですけど、1年を通してカニを楽しんでします^^

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