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兵庫のズワイガニのブランドを徹底解説!松葉・香住ガニの違いも紹介

兵庫のズワイガニのブランドを徹底解説!松葉・香住ガニの違いも紹介 紅ずわいがに
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こんにちは管理人の「カニパパ」です^^

冬の味覚の王様といえば、多くの人がカニを思い浮かべるのではないでしょうか。

中でも、日本海側で水揚げされるズワイガニは格別の美味しさを誇ります。

特に兵庫県は、全国的にも有名なズワイガニの産地として知られており、多種多様なブランドガニが存在します。

しかし、兵庫のズワイガニのブランドと一言でいっても、松葉ガニや香住ガニ、さらには津居山ガニや柴山がになど、様々な名前を聞くことがあり、その違いや特徴を正確に理解している方は少ないかもしれません。

それぞれのブランドには、漁獲される漁港やカニの種類、そして味わいに明確な違いがあるのです。

この記事では、兵庫のズワイガニのブランドについて、それぞれの特徴から値段の相場、美味しい時期、さらには通販での賢い選び方や美味しい食べ方に至るまで、徹底的に解説していきます。

松葉ガニと香住ガニの根本的な違いはもちろん、津居山ガニや柴山がにといった希少なブランドの魅力にも深く迫ります。

この記事を読めば、あなたも兵庫のズワイガニ通になれること間違いありません。

最高のカニ体験を求めるあなたのための、完全ガイドです。

◆このサイトでわかる事◆

  • 兵庫県を代表するズワイガニのブランドの種類と特徴
  • 松葉ガニと香住ガニの根本的な違い
  • 津居山ガニや柴山がにといった希少ブランドの価値
  • 各ブランドガニが水揚げされる漁港の情報
  • ズワイガニが最も美味しくなる旬の時期
  • ブランドガニの値段の相場と選び方のポイント
  • 通販で失敗しないための注意点と美味しい食べ方
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兵庫のズワイガニのブランドの代表格を紹介

◆この章のポイント◆

  • 松葉ガニとは?但馬が誇る冬の味覚の王様
  • 香住ガニは甘みが特徴の紅ズワイガニ
  • ブランドごとの違いをわかりやすく比較
  • 希少価値の高い津居山ガニと柴山がに
  • 浜坂産も有名な兵庫のズワイガニ産地

松葉ガニとは?但馬が誇る冬の味覚の王様

兵庫のズワイガニのブランドを語る上で、まず欠かせないのが「松葉ガニ」の存在です。

松葉ガニは、山陰地方の日本海側、特に兵庫県、鳥取県、島根県、京都府で水揚げされる成長した雄のズワイガニに与えられるブランド名であり、冬の味覚の王様として全国にその名を轟かせています。

兵庫県内では、但馬地方の漁港で水揚げされるものが特に有名で、その品質の高さから多くの食通を魅了してやみません。

松葉ガニの最大の特徴は、ぎっしりと詰まった身と、上品で濃厚な甘みにあります。

厳しい冬の日本海の荒波にもまれて育つため、その身は引き締まり、繊維一本一本がしっかりとしています。

茹で上げれば鮮やかな朱色に染まり、甲羅の中には濃厚な旨味を持つカニみそがたっぷりと詰まっています。

このカニみそは、日本酒との相性も抜群で、これを目当てに松葉ガニを求める人も少なくありません。

また、松葉ガニは厳格な品質管理が行われていることでも知られています。

水揚げされたカニは、大きさ、重さ、身の詰まり具合、傷の有無などによって厳しく選別されます。

そして、基準をクリアした一級品には、その品質を証明するタグが取り付けられるのです。

このタグは、漁獲した船の名前や所属する漁港が記されており、消費者にとっては信頼の証となっています。

まさに、松葉ガニというブランドは、豊かな海の恵みと、漁師たちのプライドによって支えられているのです。

その味わいは、刺身、焼き、鍋、茹でと、どのような調理法でも存分に楽しむことができます。

特に、新鮮なものでなければ味わえないカニ刺しは、とろけるような食感と繊細な甘みが絶品です。

兵庫のズワイガニのブランドの中でも、松葉ガニは歴史、品質、味わいのすべてにおいて、まさに頂点に立つ存在と言えるでしょう。

香住ガニは甘みが特徴の紅ズワイガニ

兵庫のズワイガニのブランドとして、松葉ガニと並んで高い知名度を誇るのが「香住ガニ」です。

しかし、この香住ガニ、実は松葉ガニ(本ズワイガニ)とは種類が異なることをご存知でしょうか。

香住ガニは、その名の通り兵庫県香美町の香住漁港でのみ水揚げされる「紅ズワイガニ」のことを指します。

紅ズワイガニは、本ズワイガニよりも深い水深800~2000メートルの深海に生息しており、その生態が味わいにも大きな特徴をもたらしています。

最大の違いは、その名前の由来ともなっている鮮やかな紅色です。

生の状態から甲羅が赤いため、茹でる前から美しい色合いをしています。

そして、味わいの特徴は何と言ってもその強い甘みと、みずみずしさです。

水分を多く含んでいるため、身は非常にジューシーで、口に入れると繊細な甘みがふわっと広がります。

身の繊維は松葉ガニに比べて細やかで、上品な口当たりが楽しめます。

この特徴から、地元では「香住ガニは水ガニとは違う、独特の甘みがある」と珍重されているのです。

また、香住ガニのもう一つの魅力は、漁期が長いことです。

松葉ガニの漁が冬期に限定されるのに対し、香住ガニは9月1日から翌年の5月31日までと、長期間にわたって楽しむことができます。

春にも美味しいカニが味わえるのは、カニ好きにとっては嬉しいポイントではないでしょうか。

香住漁港では、日帰り操業の小型船で漁が行われるため、水揚げされる香住ガニは鮮度が非常に高いことも特徴です。

水揚げ後すぐに浜茹でされたり、新鮮なまま加工されたりすることで、その特有の甘みと風味が最大限に引き出されます。

松葉ガニが濃厚な旨味としっかりとした食感の「王様」なら、香住ガニは繊細な甘みとジューシーさが魅力の「女王様」と言えるかもしれません。

値段も松葉ガニに比べると比較的手頃なため、たっぷりとカニを堪能したい場合にもおすすめです。

兵庫のズワイガニのブランドの中でも、独自の地位を確立した香住ガニの魅力を、ぜひ一度味わってみてください。

ブランドごとの違いをわかりやすく比較

兵庫のズワイガニのブランドには、松葉ガニや香住ガニをはじめ、特定の漁港で水揚げされることで価値が高まる津居山ガニや柴山がになど、複数の種類が存在します。

これらは同じズワイガニであっても、種類や産地、選別基準によって特徴が異なります。

ここでは、それぞれのブランドの違いをより深く理解するために、表形式で分かりやすく比較してみましょう。

この比較を見れば、それぞれのブランドが持つ独自の魅力や価値が一目瞭然となるはずです。

カニを選ぶ際の参考にしてください。

ブランド名カニの種類主な水揚げ漁港漁期主な特徴価格帯の目安
松葉ガニ本ズワイガニ (雄)津居山、柴山、浜坂など11月6日~3月20日身がぎっしり詰まり、濃厚な旨味と甘み。風格のある味わい。高価
香住ガニ紅ズワイガニ香住漁港9月1日~5月31日水分が多くジューシー。繊細で強い甘みが特徴。手頃
津居山ガニ本ズワイガニ (雄)津居山漁港11月6日~3月20日日帰り操業による抜群の鮮度。青色のタグが目印。非常に高価
柴山がに本ズワイガニ (雄)柴山漁港11月6日~3月20日100段階以上にも及ぶ厳しい選別基準。ピンク色のタグが目印。非常に高価
浜坂産松葉がに本ズワイガニ (雄)浜坂漁港11月6日~3月20日水揚げ量が多く品質も安定。緑色のタグが目印。高価

このように、兵庫のズワイガニのブランドは、単なる産地の違いだけでなく、カニの種類そのものや、鮮度を保つための漁法、そして品質を保証するための厳しい基準によって差別化されています。

例えば、同じ松葉ガニ(本ズワイガニ)であっても、津居山や柴山のように日帰り漁で鮮度を極限まで高め、厳格な選別を行うことで、その価値は飛躍的に高まります。

一方で、香住ガニは種類こそ違えど、その甘みと長い漁期、そして手頃な価格で独自のファン層を確立しています。

これらの違いを理解することで、ご自身の好みや予算、そしてどのような食べ方をしたいかに合わせて、最適な兵庫のズワイガニのブランドを選ぶことができるようになるでしょう。

希少価値の高い津居山ガニと柴山がに

兵庫のズワイガニのブランドの中でも、特に食通の間で高い評価を受け、最高級品として扱われるのが「津居山(ついやま)ガニ」と「柴山(しばやま)がに」です。

これらはどちらも松葉ガニ(本ズワイガニ)ですが、水揚げされる漁港と、その徹底した品質管理によって、他の松葉ガニとは一線を画す存在となっています。

まず、「津居山ガニ」は、城崎温泉に最も近い津居山漁港で水揚げされる松葉ガニです。

最大の特徴は、漁場が近く、全ての漁船がその日のうちに港に戻る「日帰り操業」であることです。

これにより、水揚げされるカニは生きたまま港に運ばれることが多く、その鮮度は群を抜いています。

まさに究極の鮮度を誇るブランドガニと言えるでしょう。

津居山ガニとして認められたカニには、青色のタグが取り付けられ、その品質が保証されます。

鮮度が命のカニ刺しで味わう津居山ガニは、とろけるような舌触りと、口の中に広がる上品な甘みが絶品で、一度食べたら忘れられない感動を与えてくれます。

次に、「柴山がに」は、香美町にある柴山港で水揚げされる松葉ガニです。

柴山がにを特別な存在にしているのは、世界一とも言われるほど厳格で詳細な選別基準にあります。

水揚げされたカニは、大きさや重さ、色つや、身の詰まり具合、形状など、様々な項目に基づいて検品され、なんと100段階以上にランク分けされるのです。

この徹底した選別作業は、仲買人の長年の経験と厳しい目によって行われ、柴山がにというブランドの信頼性を揺るぎないものにしています。

最上級の「柴山ゴールド」ともなれば、その希少性と品質から驚くような高値で取引されることもあります。

選別された柴山がにには、ピンク色のタグが付けられます。

これら津居山ガニと柴山がには、ただ美味しいだけでなく、漁師たちの鮮度へのこだわりや、仲買人たちの品質を見極める厳しい目といった、多くの人々の情熱とプライドが込められた、まさに「作品」とも呼べる存在なのです。

流通量も限られているため、見かける機会は少ないかもしれませんが、もし出会うことがあれば、それは最高のカニ体験ができるまたとないチャンスと言えるでしょう。

浜坂産も有名な兵庫のズワイガニ産地

兵庫のズワイガニのブランドを語る上で、津居山や柴山、香住と並んで忘れてはならないのが「浜坂(はまさか)」です。

新温泉町にある浜坂漁港は、兵庫県内でも有数の松葉ガニの水揚げ量を誇る、非常に重要な産地の一つです。

浜坂で水揚げされる松葉ガニは、「浜坂産松葉がに」として知られ、その品質の高さと安定した供給量で、多くの市場や料理店から厚い信頼を得ています。

浜坂漁港は、大型の底引き網漁船が所属しており、比較的遠方の漁場まで操業に出ることが可能です。

これにより、広範囲から質の良いカニを漁獲することができ、シーズンを通して安定した水揚げが見込めます。

もちろん、浜坂漁港でも品質管理は徹底されています。

水揚げされた松葉ガニは、大きさや身の詰まり具合によって厳しく選別され、基準を満たしたものだけが、浜坂産松葉がにの証である緑色のタグを付けられます。

この緑色のタグは、消費者にとって高品質な松葉ガニであることの目印となっています。

浜坂産松葉がにの魅力は、そのバランスの良さにあります。

津居山ガニや柴山がにのような希少性や極端な選別基準とは異なりますが、その分、比較的手に入れやすく、価格も安定しています。

それでいて、味わいは一級品です。

ぎっしりと詰まった甘い身、そして濃厚なカニみそは、まさに松葉ガニの王道の美味しさを存分に堪能させてくれます。

また、浜坂はズワイガニの雌である「セコガニ(親ガニ)」や、脱皮したての雄である「若松葉ガニ(水ガニ)」の水揚げも多いことで知られています。

特にセコガニは、小ぶりながらも内子(未成熟な卵巣)と外子(成熟した卵)の独特の味わいが珍重され、地元では雄の松葉ガニ以上に好む人もいるほどです。

浜坂は、王道の松葉ガニから、通好みのセコガニまで、多様なカニの楽しみ方を提供してくれる、懐の深い産地なのです。

兵庫のズワイガニのブランドを選ぶ際に、安定した品質と供給量を求めるならば、浜坂産松葉がには非常に優れた選択肢となるでしょう。

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兵庫のズワイガニのブランドを美味しく味わうには

◆この章のポイント◆

  • ズワイガニが美味しい時期はいつから?
  • 気になる値段の相場とランクの見分け方
  • 通販で購入する際の注意点と選び方
  • プロが教える美味しい食べ方のコツ
  • まとめ:最高の兵庫のズワイガニのブランドを堪能しよう

ズワイガニが美味しい時期はいつから?

兵庫のズワイガニのブランドを最高の状態で味わうためには、「旬」を知ることが非常に重要です。

カニは一年中食べられるわけではなく、資源保護の観点から漁期が厳密に定められています。

この漁期こそが、最も美味しく、身が詰まったカニを味わえる時期となります。

まず、松葉ガニ(本ズワイガニ)の漁は、毎年11月6日に解禁され、翌年の3月20日まで続きます。

この期間が、津居山ガニ、柴山がに、浜坂産松葉がになど、本ズワイガニ系のブランドが市場に出回る時期です。

特に、漁が解禁された直後の11月や、身が最も引き締まるとされる12月から2月にかけてが、最高の旬と言えるでしょう。

年末年始にかけては需要が高まり価格も上昇しますが、その価値に見合うだけの素晴らしい味わいを提供してくれます。

また、松葉ガニの雌である「セコガニ(親ガニ、コッペガニとも呼ばれる)」は、さらに漁期が短く、11月6日から12月31日までと定められています。

お腹に抱えた外子(受精卵)と、甲羅の中にある内子(卵巣)が絶品で、この短い期間しか味わえない貴重な味覚として、地元を中心に絶大な人気を誇ります。

一方で、紅ズワイガニである「香住ガニ」の漁期は、これらとは大きく異なります。

香住ガニの漁は、9月1日に解禁され、翌年の5月31日までと、非常に長い期間楽しむことができます。

松葉ガニのシーズンが終わった春先でも、美味しいカニが味わえるのは大きな魅力です。

特に、春先の香住ガニは、身の甘みが増すとも言われており、冬の松葉ガニとはまた違った美味しさを発見できるかもしれません。

このように、兵庫のズワイガニのブランドと一括りにいっても、その種類によって美味しい時期は異なります。

  • 松葉ガニ(津居山、柴山、浜坂など):11月6日~3月20日
  • セコガニ(松葉ガニの雌):11月6日~12月31日
  • 香住ガニ(紅ズワイガニ):9月1日~5月31日

この旬の時期をしっかりと把握し、計画を立てることで、それぞれのブランドが持つポテンシャルを最大限に引き出した、最高のカニ体験ができるはずです。

旬の味覚を逃さず、兵庫が誇る冬の恵みを存分に堪能してください。

気になる値段の相場とランクの見分け方

兵庫のズワイガニのブランドを購入する際、最も気になる点の一つが値段の相場でしょう。

ブランドガニは決して安い買い物ではないため、その価値を正しく見極める知識を持つことが大切です。

値段は、ブランド、大きさ、重さ、そして品質ランクによって大きく変動します。

まず、ブランドによる価格の違いですが、一般的に最も高価なのが、日帰り操業で鮮度が抜群の「津居山ガニ」や、厳格な選別基準を持つ「柴山がに」です。

これらは流通量も少なく希少価値が高いため、1杯数万円から、時には十万円を超える価格で取引されることもあります。

次に高価なのが、一般的な「松葉ガニ」や「浜坂産松葉がに」です。

これらも高級食材ですが、津居山や柴山に比べると供給量が多いため、価格は比較的落ち着きます。

それでも、大きさや品質によっては1杯1万円~3万円程度が相場となるでしょう。

一方で、「香住ガニ(紅ズワイガニ)」は、松葉ガニに比べるとかなり手頃な価格で購入できます。

水揚げ量が多いことや、水分が多く身が少し痩せやすいという特性から、1杯数千円から手に入ることが多く、たっぷりとカニを楽しみたい場合には最適な選択肢です。

次に、ランクの見分け方ですが、最も分かりやすい指標が「タグ」の有無とその色です。

  • 津居山ガニ:青色のタグ
  • 柴山がに:ピンク色のタグ
  • 浜坂産松葉がに:緑色のタグ
  • 香住ガニ:白色のタグ(香住漁港で水揚げされた証)

このタグが付いているカニは、各漁港の厳しい基準をクリアした証であり、品質が保証されています。

タグが付いていないカニが必ずしも悪いわけではありませんが、贈答用や特別な日のご馳走として購入する際は、タグ付きのものを選ぶと安心です。

さらに、個体を見分ける際のポイントとしては、以下の点が挙げられます。

  • 重さ:同じ大きさなら、ずっしりと重いものほど身が詰まっています。
  • 甲羅の硬さ:甲羅が硬く、黒いフジツボのようなものが付いているカニは、脱皮から時間が経っており、身がしっかりと詰まっている証拠です。
  • 脚の太さ:脚の付け根が太く、がっしりしているものを選びましょう。
  • お腹の色:腹側が白くきれいなものより、少し飴色がかったものが身入りが良いとされています。

これらの知識を身につければ、値段に惑わされることなく、その価値に見合った、本当に美味しい兵庫のズワイガニのブランドを見分けることができるようになるでしょう。

通販で購入する際の注意点と選び方

近年、兵庫のズワイガニのブランドは、産地に行かなくても通販(オンラインショッピング)で手軽に購入できるようになりました。

しかし、実物を見ずに高価なカニを購入することには、いくつかの注意点と賢い選び方のコツがあります。

まず最も重要なのが、信頼できる販売店を選ぶことです。

長年の実績があるカニ専門店や、漁港の漁業協同組合が運営する直販サイト、あるいは地元で評判の高い水産加工会社のサイトなどを選ぶのが安心です。

購入者のレビューや評価を参考にしたり、サイトに産地やブランドの証明(タグの写真など)が明確に記載されているかを確認したりすることも重要です。

次に、商品の状態をしっかりと確認しましょう。

通販で販売されているカニは、大きく分けて以下の3つの状態があります。

  • 活(活き):生きたままの状態で発送されます。鮮度は最高で、カニ刺しを楽しみたい場合に最適です。ただし、家庭で捌く手間がかかります。
  • 生(冷蔵・冷凍):水揚げ後すぐに締め、生の状態で発送されます。鍋や焼きガニに向いています。冷凍の場合は、解凍方法の指示にしっかり従うことが美味しさを損なわないポイントです。
  • ボイル(冷蔵・冷凍):産地で絶妙な塩加減で茹で上げられた状態です。解凍すればすぐに食べられる手軽さが魅力です。

どの状態で届くのか、また、冷蔵なのか冷凍なのかを必ず確認し、自分の調理プランに合ったものを選びましょう。

また、「訳あり」商品にも注意が必要です。

脚が一本取れている「足折れ」や、甲羅に傷があるといった理由で、正規品よりも安く販売されているものです。

味自体は正規品と変わらないことが多いため、自宅用であれば非常にお得な選択肢となります。

しかし、贈答用には不向きですので、用途を考えて選びましょう。

最後に、グラム数(重さ)の表記をよく確認することが大切です。

「大サイズ」といった曖昧な表現だけでなく、「1杯あたり約800g」のように具体的な重さが記載されているサイトが信頼できます。

また、その重さが冷凍前のものか、冷凍後のもの(グレースという氷の膜を含む)かも確認できると、より正確に内容量を把握できます。

これらのポイントを押さえて賢く選べば、通販でも産地の味に劣らない、満足度の高い兵庫のズワイガニのブランドを堪能することができるはずです。

プロが教える美味しい食べ方のコツ

せっかく手に入れた兵庫のズワイガニのブランド、そのポテンシャルを最大限に引き出す美味しい食べ方を知っておきたいものです。

素材の良さを活かすシンプルな調理法から、少し手を加えた絶品料理まで、プロが推奨する食べ方のコツをご紹介します。

カニ刺し(洗い)

これは、津居山ガニのような日帰り操業で水揚げされた、究極に新鮮な松葉ガニでしか味わえない最高の贅沢です。

活きたカニを捌き、脚の身を氷水にさっと通すことで、身が引き締まり、花が咲いたように美しく開きます。

口に入れるととろけるような食感と、濃厚な甘みが広がります。

醤油を少しだけつけるか、塩やスダチでシンプルにいただくのが、カニ本来の味を最も感じられる食べ方です。

焼きガニ

炭火やグリルで甲羅や脚を焼くことで、カニの香ばしい香りが立ち上り、食欲をそそります。

生のカニを焼くと、水分が飛んで旨味が凝縮され、身はふっくらと、甘みはより一層強くなります。

特に、甲羅にカニみそと日本酒を少し入れて焼く「甲羅焼き」は、濃厚なみその風味と香ばしさがたまらない、お酒好きには最高の逸品です。

カニ鍋(かにすき)

冬の食卓の主役といえば、やはりカニ鍋です。

昆布でとったシンプルな出汁に、カニの脚や爪、胴体を入れ、野菜と共に煮込みます。

カニから出る極上の出汁が、野菜や豆腐にも染みわたり、鍋全体がご馳走になります。

ポイントは、カニを煮込みすぎないことです。

身に火が通り、ふっくらとしたらすぐに引き上げて食べるのが、硬くならず美味しくいただくコツです。

そして、鍋の締めには、カニの旨味が凝縮された出汁にご飯と溶き卵を入れて作る雑炊が欠かせません。

これはまさに、カニの美味しさを一滴残らず味わい尽くす、至福の締めくくりです。

茹でガニ(ボイル)

最もシンプルでありながら、カニ本来の味をストレートに楽しめるのが茹でガニです。

大きな鍋に塩を少し入れたお湯を沸かし、カニを丸ごと茹で上げます。

産地では、この塩加減と茹で時間が職人技とされています。

茹でたての熱々を頬張るのも美味しいですが、少し冷ますと身が引き締まり、甘みが増すとも言われています。

特に、水分量が多く甘みが強い香住ガニは、この茹でガニに非常に適しています。

これらの食べ方を参考に、手に入れた兵庫のズワイガニのブランドの種類や鮮度に合わせて、最高の調理法を選んでみてください。

まとめ:最高の兵庫のズワイガニのブランドを堪能しよう

この記事では、兵庫のズワイガニのブランドについて、その種類や特徴、違い、そして美味しい楽しみ方までを詳しく解説してきました。

冬の味覚の王様「松葉ガニ」から、その中でも特に希少価値の高い「津居山ガニ」や「柴山がに」、そして独特の甘みを持つ「香住ガニ」まで、兵庫県が誇るブランドガニの奥深い世界をご理解いただけたのではないでしょうか。

それぞれのブランドには、漁師たちのプライドや、品質を守るための厳格な基準、そしてその土地ならではの歴史と文化が息づいています。

どのブランドを選ぶかは、あなたの好みや予算、そしてどのような食体験を求めるかによって変わってきます。

濃厚な旨味と風格を求めるなら松葉ガニを、究極の鮮度を味わいたいなら津居山ガニを、品質の高さを追求するなら柴山がにを、そして繊細な甘みとジューシーさを楽しみたいなら香住ガニを選ぶと良いでしょう。

また、最高の状態でカニを味わうためには、旬の時期を逃さないこと、そして信頼できる店から購入することが重要です。

通販を利用する際も、今回ご紹介した選び方のポイントを参考にすれば、きっと満足のいく買い物ができるはずです。

そして手に入れたカニは、刺身、焼き、鍋、茹でと、それぞれの特徴に合った調理法で、その魅力を余すことなく引き出してあげてください。

兵庫のズワイガニのブランドを知ることは、単に美味しいカニを知るだけでなく、日本の豊かな食文化の深さに触れることでもあります。

この冬は、ぜひ最高の兵庫のズワイガニのブランドを選び、心ゆくまでその素晴らしい味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。

本日のまとめ

  • 兵庫県は全国有数のズワイガニの産地である
  • 松葉ガニは山陰地方で獲れる雄の本ズワイガニのブランド名
  • 香住ガニは香住漁港で水揚げされる紅ズワイガニのこと
  • 松葉ガニは濃厚な旨味、香住ガニは強い甘みが特徴
  • 津居山ガニは日帰り操業による抜群の鮮度が売り
  • 柴山がには100段階以上の超厳格な選別基準で知られる
  • 浜坂港も松葉ガニの主要な水揚げ港の一つ
  • 品質の証として各漁港ごとに色の違うタグが付けられる
  • 松葉ガニの旬は11月上旬から3月中旬まで
  • 香住ガニの旬は9月から翌年5月までと長い
  • 値段は希少価値の高い津居山・柴山がにが最も高価
  • 通販では信頼できる店選びと商品の状態確認が重要
  • 新鮮なカニは刺身や焼きガニがおすすめ
  • 鍋の締めはカニの旨味が凝縮した雑炊が絶品
  • 自分に合った最高の兵庫のズワイガニのブランドを見つけよう
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参考サイト
https://www.jalan.net/news/article/585960/
https://kani-kawai.com/blog/1054/
https://imanishi-syouten.com/blog/2023/02/post-822.html
https://3-choku.com/matsubagani-zuwaigani/
https://kanihan.com/matsubagani-sanchi/

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