こんにちは管理人の「カニパパ」です^^
北海道のグルメと聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
ラーメン、ジンギスカン、新鮮な海の幸…。
数えきれないほどの美味しいものがありますが、道南・長万部町(おしゃまんべちょう)には、70年以上も愛され続けるソウルフードがあります。
それが、駅弁の枠をはるかに超えた伝説の味、「かにめし」です。
この記事では、単なるグルメ紹介では終わらない、北海道の長万部のかにめしの奥深い世界にご案内します。
元祖の誕生秘話から、地元民が通う隠れた名店、そして自宅であの味を再現できる通販情報まで、あなたの「かにめし愛」を120%満たす情報だけを詰め込みました。
この記事を読み終える頃には、きっとあなたも長万部へ旅に出たくなるはずです。
◆このサイトでわかる事◆
- 北海道長万部のかにめしが生まれた感動的な歴史
- 元祖「かにめし本舗かなや」のこだわりと魅力
- 地元で人気のかにめし提供店舗とその特徴
- 長万部駅で今も駅弁が買えるのかどうか
- 自宅で楽しめる通販・冷凍かにめしの購入方法
- 冷凍かにめしを最高に美味しく食べる温め方
- 各店舗の値段や味の比較、口コミ情報
北海道の長万部のかにめしとは?
◆この章のポイント◆
- 駅弁の枠を超えた郷土の味
- 元祖「かにめし本舗かなや」の誕生秘話
- なぜ長万部で「かにめし」が名物になったのか
北海道の長万部のかにめしと聞けば、多くの人があのレトロな包装紙に包まれた駅弁を思い浮かべるかもしれません。
しかし、その歴史と背景を知ると、ただの駅弁ではない、長万部の文化そのものであることがわかります。
この章では、かにめしがどのようにして生まれ、なぜこの地でこれほどまでに愛される名物となったのか、その物語を紐解いていきましょう。
元祖である「かにめし本舗かなや」の試行錯誤の歴史から、長万部という土地が持つ鉄道交通の要衝としての役割まで、かにめしのルーツに迫ります。
駅弁の枠を超えた郷土の味
北海道の長万部のかにめしは、単なる駅弁として語るにはあまりにも奥深い存在です。
その始まりは駅弁でしたが、今では長万部町の歴史や文化そのものを象徴する郷土料理と言っても過言ではありません。
町内の様々な食堂やドライブインで、それぞれのお店が工夫を凝らした個性豊かなかにめしが提供されており、駅弁としてだけでなく、温かい出来立てを店内で味わうスタイルもすっかり定着しています。
うーん、これはどう説明したらいいか…、例えるなら、特定の有名店から始まったラーメンが、その地域全体で多様な進化を遂げて「ご当地ラーメン」として根付くような感じでしょうか。
まさに長万部のかにめしは、町全体で育て上げてきた食文化なんですよね。
元祖「かにめし本舗かなや」の誕生秘話
かにめしの歴史は、1950年(昭和25年)に遡ります。
その生みの親は、当時、長万部駅構内で弁当販売を手掛けていた「長万部駅構内立売商会」、現在の「かにめし本舗かなや」です。
戦後の食糧難の時代、創業者の金谷勝次郎氏は、噴火湾で豊富に獲れた毛ガニを茹でて販売し、これが大評判となりました。
しかし、毛ガニの漁期は夏場限定。
「この美味しさを一年中届けたい」という熱い想いから、かにを使ったお弁当の開発が始まりました。
偉そうに言ってますが、私自身、新しい企画を考えるときに「期間限定じゃもったいない!」って思うことがよくあります。
その情熱が、50種類以上の試作という、とてつもない努力につながったんですね。
そしてついに、カニの身を丁寧にほぐし、秘伝の味付けで炒り煮にした、風味豊かな「かにめし」が完成したのです。
なぜ長万部で「かにめし」が名物になったのか
そもそも、なぜ長万部だったのでしょうか?
その答えは、鉄道の歴史と深く関わっています。
かつて鉄道が物流と人の移動の主役だった時代、長万部駅は函館本線と室蘭本線が交差する交通の要衝でした。
多くの列車が長時間停車し、旅人たちはその停車時間を利用して食事を求めました。
そこに目をつけた「かなや」が駅弁販売を始めたのが、すべての始まりです。
列車の停車と同時に乗客がホームに駆け下り、我先にと駅弁売りのもとへ殺到する光景は、長万部駅のかつての風物詩でした。
交通の要所であったこと、そして創业者の熱意が奇跡的に融合し、「北海道の長万部のかにめし」は全国区の知名度を誇る名物へと成長したのです。
| POINT かにめしの誕生は1950年(昭和25年) 元祖は「かにめし本舗かなや」 一年中カニの美味しさを届けるために開発された 長万部が鉄道の要衝だったことが名物になった大きな理由 |
北海道の長万部のかにめしが味わえる店舗
◆この章のポイント◆
- 【元祖】かにめし本舗かなや 本店の特徴
- 【比較】横手商店など地元で愛される名店
- ドライブインやお食事処でも楽しめるかにめし
- 長万部駅での購入はできる?
「さあ、長万部でかにめしを食べるぞ!」と意気込んでも、いざお店を選ぼうとすると、意外と選択肢が多くて迷ってしまうかもしれません。
元祖「かなや」はもちろん外せませんが、実は地元で長年愛されているお店や、個性的なかにめしを提供するお店もたくさんあるのです。
この章では、北海道の長万部のかにめしを実際に味わえる代表的な店舗をピックアップしてご紹介します。
それぞれの特徴を知ることで、あなたの好みやシチュエーションにぴったりのお店がきっと見つかるはずです。
【元祖】かにめし本舗かなや 本店の特徴
長万部のかにめしを語る上で、「かにめし本舗かなや」は絶対に外せない聖地です。
国道沿いにあるドライブインを兼ねた本店では、お弁当の購入はもちろん、併設の食堂「自由席」で出来立てのかにめしを味わうことができます。
私も以前、ツーリングで立ち寄ったことがあるのですが、あのレトロな雰囲気の中で食べる温かいかにめしは、本当に格別でした。
フワッと香ばしいカニの風味と、秘伝の味付けが染みたご飯、シャキシャキのタケノコ…。
これぞ王道、これぞ元祖、と膝を打ちたくなるような、揺るぎない美味しさです。
お弁当は1,350円(税込)で、昔ながらの変わらぬ味を守り続けています。
【比較】横手商店など地元で愛される名店
元祖かなやだけが、長万部のかにめしではありません。
地元には、それぞれにファンのいる名店が存在します。
その一つが「横手商店」です。
こちらは持ち帰り専門店で、注文してから作ってくれるスタイルが特徴。
かなやに比べると、少しあっさりとした上品な味付けで、「こっちの方が好き」という地元ファンも少なくありません。
また、「お食事処 濱乃家」なども、海産物加工直売所が営む食堂として、新鮮な素材を活かしたかにめしを提供しています。
ここだけの話ですが…、通な人ほど色々なお店を試して「自分だけの一番」を見つけている気がしますね。
ドライブインやお食事処でも楽しめるかにめし
長万部には、前述の店舗以外にもかにめしを提供するドライブインや食堂が点在しています。
中でも、地元民からの支持が厚いのが「かにかにKAN 魚粋(うおすい)」です。
こちらはドライブイン風のレストランで、お弁当ではなく、店内で温かいかにめしを定食スタイルで楽しめます。
「弁当のかなや、店食の魚粋」と評する人もいるほどで、ふっくらと炊き上げられたご飯と、カニの風味が際立つ味わいが人気です。
他にも「長万部物産センター」や「レストラン カニ精」など、それぞれに個性があるので、食べ比べてみるのも長万部観光の醍醐味と言えるでしょう。
| POINT 元祖は「かにめし本舗かなや」 持ち帰り専門なら「横手商店」も人気 店内で温かいものを食べるなら「かにかにKAN 魚粋」が評判 長万部には個性的なかにめし提供店が複数存在する |
長万部駅での購入はできる?
「駅弁なんだから、当然駅で買えるでしょ?」と思いますよね。
私も昔はそう思っていました。
しかし、2025年現在、残念ながら長万部駅のホームでの立売りは行われていません。
時代の流れとともに、列車の停車時間も短くなり、かつてのような賑わいは見られなくなりました。
ただし、がっかりしないでください。
駅のキヨスクなど、構内の売店で「かにめし本舗かなや」のお弁当が販売されていることがあります。
確実に手に入れたい場合は、国道沿いにある「かにめし本舗かなや」の本店に立ち寄るのが最も確実な方法です。
あ、いや、待てよ。
事前に電話で予約しておくという手もありますね。
旅のスケジュールに合わせて、最適な購入方法を選んでみてください。
通販で楽しむ北海道の長万部のかにめし
◆この章のポイント◆
- 公式オンラインショップでの注文方法
- 冷凍かにめしの美味しい温め方と食べ方
- 話題の冷凍自動販売機での購入ガイド
- デパートの物産展やアンテナショップの情報
「長万部まで行くのは、さすがに遠い…」。
そう感じているあなたに朗報です。
北海道の長万部のかにめしは、今や現地に行かなくても家庭で手軽に楽しめる時代になりました。
長年の研究開発により、お店の味を限りなく再現した冷凍技術が確立されたのです。
この章では、公式オンラインショップでの注文方法から、冷凍かにめしを最高に美味しく味わうための秘訣、さらにはちょっと変わった購入方法まで、通販に関するあらゆる情報をお届けします。
公式オンラインショップでの注文方法
あの「かにめし本舗かなや」の味を自宅で楽しむ最も手軽な方法は、公式のオンラインショップや、提携している通販サイトを利用することです。
「かにめし本舗かなや」のウェブサイトを検索すれば、商品一覧ページにたどり着けます。
そこには、駅弁の味を再現した「かにめし冷凍版」があり、1個から複数個のセットまで、ニーズに合わせて注文可能です。
支払い方法もクレジットカードやコンビニ振り込みなどに対応しており、全国どこへでもクール宅急便で配送してくれます。
また、三越伊勢丹などの百貨店が運営するふるさと納税サイトでも、返礼品としてかなやのかにめしがラインナップされていることがあるので、こちらもチェックしてみる価値ありですよ。
冷凍かにめしの美味しい温め方と食べ方
冷凍かにめしが届いたら、いよいよ実食です。
この冷凍かにめし、実は6年もの歳月をかけて開発されたという優れもの。
電子レンジで温めるだけで、まるで出来立てのような味わいを再現できるように、水分コントロールなどが徹底的に計算されています。
美味しく食べるためのポイントは、パッケージに記載されている加熱時間をきっちり守ること。
温めすぎるとご飯が硬くなったり、カニの風味が飛んでしまったりするので注意が必要です。
個人的には、少しだけ日本酒を振りかけてから温めると、カニの香りがより一層引き立って、風味が増すような気がします。
ぜひ試してみてください。
話題の冷凍自動販売機での購入ガイド
「通販は便利だけど、送料が気になる…」「今すぐ一つだけ食べたい!」そんなニーズに応える、ちょっと変わった購入方法があるのをご存知でしょうか?
実は、冷凍グルメを専門に扱う自動販売機、通称「ど冷えもん」などで、かにめしが販売されているケースがあるのです。
これはまだ全国的に普及しているわけではありませんが、札幌市内などに設置されている事例があり、24時間いつでも気軽に購入できると話題になっています。
もし、お近くでこのような自動販売機を見かけたら、それはかなりラッキーかもしれません。
見つけたら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
まるで秘密の宝箱を見つけたような、ワクワク感が味わえますよ。
デパートの物産展やアンテナショップの情報
オンラインショップ以外で北海道の長万部のかにめしを手に入れるチャンスとして見逃せないのが、全国のデパートで開催される「北海道物産展」です。
「かにめし本舗かなや」は、これらの物産展の常連で、実演販売を行うことも少なくありません。
あのザラザラした手触りの包装紙に包まれた、出来立てのお弁当を対面で購入できるのは、物産展ならではの魅力です。
物産展のスケジュールは、「かにめし本舗かなや」の公式サイトや、各デパートのウェブサイトで告知されます。
また、東京の有楽町にある「北海道どさんこプラザ」のようなアンテナショップでも、不定期で入荷することがあります。
近くにお住まいの方は、こまめに情報をチェックしてみると、思わぬ出会いがあるかもしれません。
もっと美味しく!北海道の長万部のかにめし徹底ガイド
◆この章のポイント◆
- 各店舗の値段と特徴を比較
- かにめしと一緒に味わいたいご当地グルメ
- 口コミで評判の食べ方アレンジ術
さて、これまでに北海道の長万部のかにめしの歴史や購入方法について詳しく見てきました。
しかし、せっかくかにめしを味わうなら、その魅力を最大限に引き出したいですよね。
この章では、一歩踏み込んで、各店舗の値段や特徴を改めて比較し、さらに長万部ならではの食の楽しみ方や、ちょっと意外なアレンジレシピまで、かにめしを120%満喫するための徹底ガイドをお届けします。
この情報を知っているかどうかで、あなたの「かにめし体験」がさらに豊かになること間違いなしです。
各店舗の値段と特徴を比較
ここで一度、長万部のかにめし提供店の情報を整理してみましょう。(最新情報は違うかもしれないです^^;)
【かにめし本舗かなや】
値段:駅弁 1,350円(税込)
特徴:元祖であり王道。甘めのしっかりとした味付けで、カニの香ばしさが際立つ。お弁当としての完成度が非常に高い。
【かにかにKAN 魚粋(うおすい)】
値段:かにめし 1,400円(税込)
特徴:店内飲食がメイン。ふっくらとしたご飯と上品な味付けが特徴で、地元民からの評価が非常に高い。温かい味噌汁と一緒に味わえるのが嬉しい。
【横手商店】
値段:かにめし 1,080円(税込)前後
特徴:持ち帰り専門店。かなやに比べると、ややあっさりとした味付け。注文後に作ってくれる温かさが魅力。
教科書的には「元祖かなや」一択かもしれませんが、現場の声を聴くと「魚粋」を推す声も本当に多いんです。
結局、私たちって何を求めてるんでしょうね。
伝統の味か、それとも自分好みの味か。
どちらも正解だと思います。
かにめしと一緒に味わいたいご当地グルメ
長万部を訪れたなら、かにめしだけで終わらせるのはもったいない。
実は、この町には他にも隠れた名物があります。
その代表格が「ホタテ」と「毛ガニ」です。
特に噴火湾で育ったホタテは、身が厚く甘みが強いのが特徴。
食堂では、ホタテの刺身や浜焼きを提供しているところも多いので、かにめしのお供にぜひ注文してみてください。
また、余談ですが、長万部には「サンミート木村」という精肉店があり、ここの「ホルモン」が地元民のソウルフードとして絶大な人気を誇っています。
かにめしとはジャンルが全く違いますが、話のタネに試してみるのも面白いかもしれませんよ。
口コミで評判の食べ方アレンジ術
そのまま食べてももちろん美味しいかにめしですが、少し工夫するだけで、また違った味わいを楽しめます。
口コミサイトやSNSでよく見かけるのが、「お茶漬け」にするアレンジです。
かにめしを半分ほど食べたところで、熱い緑茶や出汁をかけて、サラサラとかきこむ…。
想像しただけで、たまりませんよね。
カニの風味とご飯の甘みが出汁に溶け出して、まさに至福の味わいです。
また、わさびを少しだけ乗せるのもおすすめ。
甘めの味付けに、ツンとした辛味がアクセントとなり、全体の味が引き締まります。
最終的には「好き」かどうかですよ、こういうのは。
ぜひ、あなただけのお気に入りの食べ方を見つけてみてください。
北海道の長万部のかにめしの総まとめ
本日のまとめ
- 北海道の長万部のかにめしは1950年に誕生した歴史ある駅弁
- 元祖は「かにめし本舗かなや」で一年中カニを味わってほしいという想いから生まれた
- 長万部が鉄道の要衝だったことが全国的な名物になった大きな要因
- 現在は駅弁だけでなく町内の様々な店舗で郷土料理として提供されている
- 元祖「かなや」は王道の味でドライブイン本店では店内飲食も可能
- 地元では店内飲食の「かにかにKAN 魚粋」も高い人気を誇る
- 持ち帰り専門の「横手商店」など個性的なお店も存在する
- 現在長万部駅のホームでの立ち売りは行われていない
- 駅の売店で購入できることもあるが本店訪問が最も確実
- 公式通販サイトを利用すれば冷凍版のかにめしを全国から取り寄せできる
- 冷凍かにめしは電子レンジで温めるだけで手軽に本格的な味を楽しめる
- 全国の百貨店で開催される北海道物産展でも購入のチャンスがある
- 店舗ごとに値段や味付けに特徴があるため食べ比べてみるのがおすすめ
- お茶漬けにしたりわさびを乗せたりするアレンジも人気
- かにめしは長万部の歴史と文化が詰まったソウルフードである
★☆★☆★☆★☆★☆
おススメ記事
タラバガニにカニ味噌が入っていない衝撃の理由!実はまずい?通だけが知る幻の味と食べ方を完全解説
鳥取の駅弁かに寿司はアベ鳥取堂が元祖!購入場所から人気の種類まで徹底解説
★☆★☆★☆★☆★☆
参考サイト
https://www.town.oshamambe.lg.jp/soshiki/kikaku/syoukou/tokusanhin/288.html
https://www.osyamanbe-kankou.jp/special-product/kanimesi/
https://ekiben-gurume.com/osyamanbe-kanimeshi/
https://www.kanimeshi.jp/
https://live-in-clover.com/osyamanbe-kanimeshi-comparison/


コメント